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更新日:2025年1月24日

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みんなで支える愛の献血

令和7年「はたちの献血」キャンペーンを実施します。

献血者が減少しがちな冬期において血液製剤の安定供給を確保するため、「はたち」の若者を中心として、広く県民に献血について普及啓発し、理解と協力を求めるとともに、献血運動を県内全域で盛り上げます。

  1. 期間
    令和7年1月1日~2月28日
  2. キャッチフレーズ
    「誰かの明日を考える。はたちの献血」
  3. 実施期間
    兵庫県、県内各市町、日本赤十字社兵庫県支部

尊い命を救う愛の献血に是非ご協力ください

献血はなぜ必要なの?

科学が発達した今日でも、血液を人工的に造ることはできません。さまざまな病気の治療に輸血用血液が必要ですが、長期保存できず、特に止血作用のある血小板を集めた輸血用血液は、献血をした日を含めて4日間しか使用できません。病気やけが等によって血液が必要な方々の命は、日々の献血に支えられています。多くの方々からの善意の献血は輸血用血液として、1日に全国で約3000人の方に提供され、多くの命が救われています。

若い人の献血離れにより、将来血液が不足する可能性があります!

若い人の献血者が減っています。兵庫県でも、年代別献血率はこの25年間で10代が約4割に、20代が約6割 に減っています。将来の医療のために、若い人の献血への協力が不可欠です。
平成9年から令和5年の年代別献血率

あなたのわずかな時間で救える命があります。

身近な愛のボランティア”献血”にご協力をお願いします。

いのちを救う愛の献血

献血に対する不安?ご安心ください

私たちの体内を流れている血液量は、体重の約8%といわれ、循環血液量の12%以内が失われても、身体上の問題はありません。
また、400mL献血、成分献血はすでに世界各国で広く安全に行われており、健康や日常生活に何の差しさわりもありません。
もちろん献血に使う針やキットは一人ひとり使い捨てです。エイズや肝炎などに感染する心配は全くありません。

献血できる方は

献血者の健康を守るため、次の基準によるほか、医師が問診等を行って献血の適否を判断しています。

<現在の採血基準等>

献血の種類

200mL全血献血

400mL全血献血

血漿

成分献血

血小板

成分献血

1回献血量

200mL

400mL

600mL以下

(体重別)

年齢

16歳~69歳

男性17歳~69歳

女性18歳~69歳

18歳~69歳

男性18歳~69歳
女性18歳~54歳

(65~69歳の方については、60歳に達した日から65歳に達した日の前日までの間に採血が行われた方に限る)

体重

男性 45kg以上
女性 40kg以上

男性 50kg以上
女性 50kg以上

男性 45kg以上
女性 40kg以上

最高血圧

90mmHg以上180mmHg未満

最低血圧 50mmHg以上110mmHg未満
脈拍 40回/分以上100回/分以下
体温 37.5℃未満

血色素量

男性12.5g/dL以上

女性12.0g/dL以上

男性13.0g/dL以上
女性12.5g/dL以上

12.0g/dL以上
(赤血球指数が標準域にある女性は11.5g/dL以上)

12.0g/dL以上

血小板数

15万/μL以上

60万/μL以下

次回献血までの

間隔

4週間後の同じ曜日から

  • 全血献血

男性は12週間後

女性は16週間後

の同じ曜日から

  • 成分献血
    男女とも8週間後の同じ曜日から

2週間後の同じ曜日から

※血小板成分献血では、血漿を含まない場合、1週間後に血小板成分献血が可能
ただし、4週間に4回実施した場合には次回までに4週間あけること

年間総献血量

200mL・400mL全血献血と合わせ
男性  1.200mL以内
女性  800mL以内

年間献血回数

男性 6回以内
女性 4回以内

男性 3回以内
女性 2回以内

血小板成分献血1回を2回分に換算して血漿成分献血と合計で24回以内

共通事項

次の方からは採血しません。

  1. 妊娠していると認められる方、または過去6か月以内に妊娠していたと認められる方
  2. 献血により悪化するおそれのある循環系疾患、血液疾患その他の疾患にかかっていると認められる方
  3. 有熱者その他健康状態が不良であると認められる方
 
血漿成分献血体重別献血量

体重

(Kg)

40以上

45未満

45以上

50未満

50以上

55未満

55以上

60未満

60以上

65未満

65以上

70未満

70以上
男性

300mL

350mL

400mL

400mL

450mL

400mL

500mL

400mL

550mL

400mL

600mL

女性

300mL

400mL献血・成分献血にご協力ください。

400mL献血

人間一人ひとりの血液は、たとえ血液型が同じでも微妙に違っています。このため、複数の献血者からの血液をあわせて一人の患者さんに輸血するほど、副作用(発熱、発疹など)発生の可能性が高くなります。成分献血、400mL献血は200mLに比べて献血量が多いことから、少ない献血者からの輸血を可能にし、安全性を向上させる献血方法と言えます。

成分献血

成分献血は、輸血中の血漿や血小板など需要の多い献血成分のみをいただく献血方法です。例えば現在、血小板輸血の大半は、200mL献血から得られる血小板を一人分とすると1回に約10~20人分を必要としますが、成分献血では、一人の献血者から約5~20人分の血小板を得ることができますので、患者さんにとっては少人数からの輸血ですみ、副作用の少ない、より安全性の高い輸血を受けることができるのです。また、成分献血では、献血前の状態まで戻るのが遅いといわれる赤血球は、献血者の体内へお返ししますので、身体への負担が軽くすみます。所要時間は受け付けから採血及び休憩を含めて400mL献血で約30分前後、成分献血で約60~90分です。

「本人確認」へのご協力のお願い

日本赤十字社では、輸血用血液のさらなる安全性の向上を図るため、平成16年10月以降、献血にご協力いただくにあたり、「本人確認」を実施しています。献血の受付の際に、ご自身を証明できるものの提示にご協力をお願いします。

ご提示頂くものの例:運転免許証、パスポート、写真付公的免許証など
なお、本人を証明する証を提示いただいた次回からは提出する必要はありません。(ただし、氏名・生年月日等を確認させていただきます。)

守ってください献血のルール

輸血を受ける患者さんの安全を確保するために、以下の事項に該当する方には、献血をご遠慮いただいています。

なお、以下に記載した事項以外でも、医師の問診により、献血をご遠慮いただく場合もあります。御理解と御協力をお願いいたします。

また、☆の項目については、医師の判断により献血できる場合もあります。

  • 体調不良の方
  • ☆ 現在、服薬中の方
  • 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)をした方
  • 一定期間内に予防接種を受けた方
  • ☆ 6カ月以内にピアスの穴をあけた方
  • 6カ月以内にいれずみを入れた方
  • 外傷のある方
  • 動物または人に咬まれた方
  • ☆ 特定の病気にかかったことのある方
    心臓病・悪性腫瘍・けいれん性疾患・血液疾患・ぜんそく・脳卒中など
  • 海外旅行者及び海外で生活したことがある方
    旅行・生活された時期や地域によってご遠慮いただく期間が異なります。
  • 輸血歴・臓器移植歴のある方
  • エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
  • クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
  • 妊娠中・授乳中の方
  • 特定の薬(プロペシア等を含む育毛薬、ヒト由来プラセンタ注射薬等)を一定期間内に使用された方
  • 6か月以内にいずれか1つでも該当することがあった方
    ①不特定の異性または新たな異性と性的接触を持った。
    ②男性の方:男性と性的接触を持った。
    ③麻薬・覚せい剤を注射した。
    ④エイズ検査(HIV検査)で陽性と言われた(6か月以前も含む)。
    ⑤上記①~④に該する人と性的接触を持った。
  • ヒト由来成長ホルモンなどの注射を受けたことがある方

エイズ検査を希望される方は、健康福祉事務所(保健所)で無料・匿名の検査が受けられます。

献血Web会員サービス「ラブラッド」について

より安全な血液を安定的に患者さんに届けるためには、継続して献血にご協力いただくことが重要です。
日本赤十字社では複数回献血を推進するため、献血Web会員サービス「ラブラッド」を運営しています。
ご登録いただくと、Webサイトまたはアプリから献血の予約、事前の問診回答などが可能です。
詳しくは、日本赤十字社の案内ページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

※令和4年9月に「ラブラッドアプリ」を導入し、更に利便性の高いサービスの提供ができる「ラブラッドアプリ」の利用促進のため、令和8年1月4日(日曜日)をもって、献血手帳及び献血カードの新規発行及び更新が終了します。詳しくは、日本赤十字社の案内ページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

献血に関するお問い合わせ先

名称

所在地

電話番号

兵庫県赤十字血液センター(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

神戸市中央区脇浜海岸通1-4-5

078-222-5011

兵庫県赤十字血液センター姫路事業所

姫路市下手野1-12-2

079-294-5147

兵庫県赤十字血液センター豊岡出張所

豊岡市日高町国分寺207番地

0796-34-8561

献血は、街頭などの献血バスのほか、次のところで受け付けています。

受付時間、曜日は窓口に直接お問い合わせください。

名称

所在地

電話番号

ミント神戸15献血ルーム

神戸市中央区雲井通7-1-1

ミント神戸15F

0120-150-072
三宮センタープラザminamo献血ルーム

神戸市中央区三宮町1-9-1

センタープラザ2F

0120-707-815
新長田鉄人前献血ルーム

神戸市長田区若松町5-2-1

アスタプラザファースト地下1F

0120-790-028
塚口さんさんタウン献血ルーム

尼崎市南塚口町2-1-2-3-12

さんさんタウン2番館3F

0120-429-141
にしきた献血ルーム

西宮市北口町1-1

アクタ西宮西館2F

0120-005-201
姫路みゆき献血ルーム

姫路市駅前町241

フェスタビル北館4F

0120-160-489

 

お問い合わせ

部署名:保健医療部 薬務課

電話:078-362-3268

FAX:078-362-4713

Eメール:yakumuka@pref.hyogo.lg.jp