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中島宏之さん
プロ野球選手
子どもたちから、「中島選手!頑張って!」。
子どもたちが何回も球場に来てくれたり、「僕も野球してます」「また観に来ます」っていう声とか、幼い子が僕のことを覚えて「中島選手!頑張って!」と名前を呼んでくれるのもすごく嬉しくて、そういう時はプレーで良いところを見せようと思っていつも以上に頑張ります。その子たちが、もっと野球に興味を持ってくれたらいいなと思います。
あと、オールスターゲームやWBCなどの特別な試合では、普段は敵として戦っているチームの選手やファンが一緒に応援してくれたり、良いプレーをすれば、球場全体で「ナイス!」と拍手が起こったりして、いつもと違った応援でそれもとても嬉しいです。
続けてきたから、今がある。
野球教室では未経験の子もいますが、野球に触れて「こんなことできた」って感じてくれたらいいですね。上手にできるかどうかは別にして、「やったことあるよ」って言えるようになるじゃないですか。野球以外のことでも、そうやって少しでも触れて「楽しかったな」「またやろうかな」とか「やってみようかな」と興味を持ってもらえたら良いなと思います。まずは興味を持たないと、無理矢理やらされても嫌になっちゃいますしね。
僕が高校生になったとき、野球を辞めたくなったことがありました。しんどかったわけではなかったんですが、友達が帰っていくのを見て「僕も休んで一緒に帰りたいな」「違うこともやりたいな」と思って。でもその時、親に「休んでもいいから続けとき」って言われて。確かに、練習に行くまでは「行きたくないな」って思うんですが、行くと楽しくてちゃんと練習をするんです。そうして続けていたらドラフト指名を受けたので、後々考えたらやっぱり辞めなくてよかったなと思いました。だから、僕みたいに何かを続けることで、いいこともあると思うんです。
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部署名:県民生活部 スポーツ振興課