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更新日:2025年3月5日

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山火事を防ごう

山火事が発生する原因の多くは、たき火やタバコのポイ捨てなど、人の火の取扱いの不注意によるものです。

このため、山火事を防ぐための注意事項を守って、山火事を防止しましょう。

1.山火事の発生状況

yakmakaji

赤穂市大津林野火災

兵庫県では、山火事が毎年春先に多く発生しています。

山火事は春先に多く発生しています。

春先は降雨量が少なく空気が乾燥し、森林レクリエーションなどによる入山者が増加することなどによるものと考えられます。

右の写真は、令和5年3月に赤穂市の森林から出火し、森林約30ヘクタールを損焼した時の写真です。

過去の森林から出火している写真については、関連資料の「山火事の発生状況」のファイルを開いて確認してください。

2.山火事を防ぐための注意事項

貴重な森林を山火事から守るため、一人ひとりが気をつけましょう。

1.強風時及び乾燥時には、たき火、火入れをしないこと。特に枯れ草や落ち葉等の近くでは行わないこと。

2.やむを得ずたき火等火気を使用する場合は、消火用の水等を必ず準備するとともに、その場を離れないこと。

3.たき火等火気の使用後は、完全に消火すること。なお、炎が見えなくなっても火種が残っていることがあるので、十分に確認すること。

4.たばこは、指定された場所で喫煙し、吸いがらは必ず消すとともに、投げ捨てはしないこと。

5.火遊びはしないこと。また、させないこと。

6.火入れを行う際は市町村長の許可を必ず受けるとともに、あらかじめ必要な防火対策を講じること。

(※)火入れ:森林内だけでなく森林から1キロメートルの範囲で、面的な焼却を行う場合は、あらかじめ市役所、町役場に相談してください。

山火事を防ぐための注意事項のチラシについては、関連資料の「山火事注意!」のファイルを開いて確認してください。

3.森づくり指導巡視員によるパトロール

森づくり指導巡視員を配置し、山火事予防等の森林保全のためのパトロールを実施しています。

4.山火事等の森林被害を対象とした保険制度(森林保険)

森林保険」は、山火事や台風・大雪等の気象災害による損失から、あなたの森林を守ります。

人工林であれば、樹種・林齢等の制限なく加入できます。

(1)保険金支払いの対象となる災害

保険金支払いの対象となる災害については、8つの災害(火災・風害・水害・雪害・干害・凍害・潮害・噴火災)が対象となります。

(2)加入いただく条件とは

  • ア加入できる森林
    樹種・林齢等の制限は有りませんが、人工林(育成天然林を含む)でなければなりません。
  • イ保険期間
    1年を単位として希望の期間加入いただけます。
  • ウ保険金額
    保険金額は標準金額を樹種・林齢別に定めており、その範囲内であれば自由に契約できます。
  • エ保険料
    ウの保険金額に対する保険料を樹種・林齢別に定めています。
    また、複数年一括契約をすると2年目以降の保険料は割引があります。
(例:スギの場合)

(ha当り1年間)

区分

1年生

5年生

10年生

20年生

30年生

40年生

保険金額(万円)

101

188

272

275

279

291

保険料(円)

3,100

5,771

6,609

6,682

6,779

7,071

(3)申し込みの手続きは

森林の所在地・樹種・林齢・面積などを確認のうえ、ひょうご森林林業協同組合連合会または、お近くの森林組合へ申し込み下さい。

ひょうご森林林業協同組合連合会

神戸市中央区北長狭通5-5-18

TEL078-599-7461

 

お問い合わせ

部署名:農林水産部 治山課

電話:078-362-3471

FAX:078-362-3952

Eメール:chisanka@pref.hyogo.lg.jp