更新日:2025年6月30日

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伝統野菜のキュウリを絶品かす漬けに

塩漬けして水分を抜いた状態のキュウリ。

最長3尺(約90cm)まで成長する「宍粟三尺きゅうり」の栽培を10年前に始め、現在はかす漬け「はじまり漬」を製造しています。宍粟三尺きゅうりは一般のキュウリより水分が少なく、歯応えの良さが特徴。1950(昭和25)年ごろから宍粟郡(現宍粟市)で生産が始まり、60年代には阪神間へ出荷されていましたが、今は一部農家が自家用に作るだけになりました。宍粟が日本酒発祥の地といわれることにちなみ3年がかりで開発したはじまり漬は、シャキシャキの食感とともに酒かすの甘みがほんのり広がり、塩辛さを抑えているので子どももおいしく食べられます。製品を通して、宍粟の伝統野菜と発酵文化のPRにつながればうれしいですね。(はじまり工房けんさん 井上憲三さん)

 

 

1年以上寝かせた漬け床からキュウリを取り出す井上さん。

西播磨フードセレクション2023で金賞を受賞したはじまり漬。(1)2本入り800円

(2)薄切り(150g)600円 ※それぞれ小サイズあり

 

 

 

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