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16回目を迎えた神戸六甲ミーツ・アートが始まりました。昨年にもこのセンター長だよりでご紹介しましたが、六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。山上の9つの会場で自然を舞台としてアーティスト61組の作品が点在しています。
先ずは足早に1日でほぼすべての作品を一気に観て回りました。ゆっくりと鑑賞するには一日では足りませんので、これから何度も足を運びたいと思います。
今年は六甲山開拓から130年です。かつて天然資源の乱開発により荒廃したこの山は、先人たちの努力によって緑豊かな環境を取り戻し、市民をはじめ多くの人々に愛され続けています。ミーツ・アート作品の展示も山の自然に溶け込むように配置されるなど、自然環境を意識したものになっています。建物の中で順路に沿って鑑賞するのではなく、自然の中を散歩し、そこにひょっこり現れる作品群をお楽しみください。自然の中でこどもたちが現代アートに触れられるワークショップなども沢山催されていますよ。会期は11月末までの3カ月。何度かリピートする事で、深まる秋への自然の移ろいも感じていただけると思います。
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 8月23日(土曜日) → 11月30日(日曜日) ・野鳥観察イベント を開催予定です。お楽しみに! |
※審査のために、一足早くたくさんの作品を観てきました。
兵庫県神戸県民センター長
内藤 良介
≪以下に「過去の神戸県民センター長だより」のリンク先を掲載しています。≫
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