更新日:2024年1月1日

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局長メッセージ(令和6年1月)

 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

 昨年11月23日に丹波篠山市の大芋地区で行われた大芋フェスティバルに参加しました。ここは344世帯722人が暮らす地域で高齢者の割合も51.6%(令和4年10月時点)と、丹波管内でも過疎化・高齢化が顕著な地域です。県は平成21年から地域再生大作戦で当地域の支援をスタートし、令和3年度からは戦略的移住推進事業を活用して、地元の大芋活性化委員会がこれからの地域のあり方を検討されています。

       大芋フェスティバル      オープニングコンサート

          大芋フェスティバル会場             オープニングコンサート

       集落課題の抽出      まちづくりスローガン

            集落の課題の抽出               まちづくりスローガン投票状況

 一方ここ丹波地域は移住先としても近年注目され、管内両市の移住相談窓口への相談・問い合わせ、また移住者も年々増加しており、入居可能な空き家が不足するといった話も耳にします。

 両市には約2,500戸の空き家があるとされていますが、空き家バンクに登録された空き家は約220戸と1割に満たない状況となっています。この大芋地区でも同様の傾向とのことで、今回の事業の中でこの差の原因を一軒一軒調査されると聞き、注目しておりました。こういう聞き取りは個人の込み入った話にも繋がるので、地域の方々でなければできなかった貴重な調査であったと考えます。

 大芋地区の空き家所有者意向調査では、回答のあった方のうち約5割の方は引き続き自ら空き家を管理する意向がある一方で、売却や賃貸に活用したい方も約4割おられました。“利用して欲しいものの貸し出す方法がわからない”、“年末年始など定期的に使いたい”、“仏間への入室は遠慮願いたい”などの意見も多かったそうです。

 売却・貸賃のノウハウや賃貸の時期・期間、利用できない部屋の設定等は、様々な工夫やマッチングにより対応可能であるとすれば、利用可能な空き家が約4割掘り起こせることになります。

 気が早いですが、この結果を両市全体に拡げると、丹波の空き家約2,500戸の4割、約1,000戸近くの空き家バンク登録数が増えることになります。このことにより移住希望者にとって選択の幅が拡がり、きめ細かな要求にも応えやすくなり、移住先としての魅力が益々向上することにも繋がります。

      リフォーム      リフォーム内装

       移住お試し住宅としてリフォームされた古民家           リフォーム後の内装

 地域づくりの最前線での取り組みを拝見させていただいて、大いなる地域活性化の可能性を実感することができました。

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 県民躍動室

電話:0795-72-0500

FAX:0795-72-3077

Eメール:tambakem@pref.hyogo.lg.jp