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更新日:2018年6月20日

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平成30年6月(2)局長メッセージ(阪神北県民局長 藪本 訓弘)

災害から生命を守るために 

 6月18日午前7時58分に、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。被災者にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興をお祈りします。
 当県民局管内においても、伊丹市と川西市が震度5弱、宝塚市、三田市、猪名川町が震度4と大きな揺れがあり、人的及び住家被害が発生しました。また、公共交通も乱れ通勤・通学等に大きな影響がありました。
 改めて、自然災害の恐ろしさと減災に向けた取組みの必要性を考えられた方も多かったのではないでしょうか。
 近年、「50年に一度」とか「100年に一度」と形容されるような想定を超える大雨による洪水や土砂災害が多発しており、地震で地盤が緩んでいるうえに、これから梅雨前線の活動も活発化し、また台風のシーズンも迎えます。
 当県民局では、砂防えん堤の整備や河川改修等のハード対策と併せて、以下にご紹介するソフト対策も推進しています。
今後の大雨が心配されるシーズンを控え、日頃から危険な箇所を把握するとともに、大雨が予想される際には、早めの避難を心がけて下さい。

1.土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定

 県では、土砂災害から県民の生命を守るため、著しい危険が生じる恐れがある区域を「レッドゾーン」として指定しています。当県民局管内でも平成28年度から指定を進め、29年度までに229箇所が指定され、31年度末までに完了させる予定です。
 区域指定に必要な現地調査の際、調査員が敷地内へ立ち入る場合がありますので、ご協力をお願いします。

土砂災害の現場

紅葉谷砂防えん堤(てい)

 

2.洪水浸水想定区域図の公表

平成27年度に水防法が改正され、洪水発生時に大きな被害が予想される河川については、「想定し得る最大規模の降雨」を前提とした洪水浸水想定区域図の作成が義務付けられました。現在、武庫川(本川)、有馬川、東条川について、「兵庫県CGハザードマップ」(外部サイトへリンク)(別ウインドで開きます)に掲載していますので、ご確認して下さい(猪名川等は今後順次公表予定)。

 

兵庫県のCGハザードマップのホームページ

CGハザードマップ

 

 

3.防災に関する出前講座の実施

県民局の職員が皆さんのまちや学校、会社に出向いて、洪水や土砂災害などの自然災害から身を守る対策など、総合治水に関する出前講座を実施します。ご関心のある方は、宝塚土木事務所企画調整担当(0797-83-3198)まで、お問い合わせ下さい。

防災に関する出前講座

 

阪神北県民局長 藪本 訓弘

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お問い合わせ

部署名:阪神北県民局総務企画室総務防災課
電話:0797-83-3117
FAX:0797-86-4379
Eメール:hanshinksom@pref.hyogo.lg.jp