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更新日:2025年4月16日

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農林水産部

業務内容

食と暮らしを創造するひょうごの「農」の実現を図るため、農林水産業の振興に関する施策に取り組んでいます。

組織

課名

業務内容

総務課

食と暮らしを創造するひょうごの「農」の実現を図るため、農林水産業の振興に関する施策に取り組んでいます。

総合農政課

農林水産業振興施策の総合的な企画・調整・推進や、農林水産業に係る試験研究機関の総合的計画的推進を行っています。また、農業振興地域の整備に関する法律を施行しています。

このほか、農林漁業者と異業種との連携により県産農林水産物の新たな価値創造に取り組む「農」イノベーションひょうごの推進や、6次産業化に向けた支援、過疎化・高齢化が進む中山間地域の農山村集落の活性化(中山間地域直接支払制度や農村型地域運営組織(農村RMO)の推進等)を行っています。

農業経営課 効率的・安定的な農業経営を推進するため、経済的に自立できる農業者や集落営農組織など農業の担い手の育成や、担い手への農地集積等に対する支援及び各種施設整備等の事業を行っています。また、米の計画的な生産や地域の創意工夫を生かす水田農業の振興を推進しています。
流通戦略課

卸売市場の整備促進や流通改善対策等を推進し、食料品の需給と価格の安定を図るととともに、食品表示法に基づく食品表示の適正化等を通じて食の安全安心を推進しています。

また、県内農林水産物を対象とした「ひょうご食品認証制度」、「輸出促進」等によるブランド化を進めるととともに、県民等へのバイオマス利活用意識の醸成等を通じて「農のゼロエミッション」を推進しています。

農林経済課
  1. 農業協同組合法に基づく農業協同組合等への指導
  2. 農業保険法に基づく農業共済組合等への指導
  3. 農業制度資金に関する事務
  4. 農業協同組合法、水産業協同組合法及び森林組合法に基づく検査
農業改良課
  1. 効率的かつ安定的な農業経営体の育成及び農村生活の改善をめざして、農業改良普及センターにおける普及活動の企画・運営を行っています。
  2. 安全・安心な農業物生産の基盤となる減化学合成肥料や減農薬等による環境創造型農業の推進を行っています。
  3. 農薬・肥料の適正使用及び農産物生産のための健康な土づくりの推進を行っています。
農地整備課

食料の安定供給を図るため、ほ場や農道、ため池や農業用用排水路等の農業生産基盤の整備のほか、集落道や農村公園、集落排水施設等の農村環境の整備をはじめ、ため池や井堰の整備、地すべり防止対策、農地・農業用施設の災害復旧等を行っています。

また、農地や農業用水等の資源を良好な状態に保つ地域ぐるみの取り組みの支援(多面的機能支払交付金制度の実施)も行っています。

その他、土地改良区の指導・監督をはじめ、土地改良施設の維持管理、換地業務、地籍調査を推進しています。
農産園芸課

消費者・実需者に信頼・支持される農産物づくりを進めるとともに、特長あるひょうごの農産物の販売促進により、県産ブランドの確立を進めています。

また、「兵庫県立フラワーセンター」「県立公園あわじ花さじき」など花をテーマとした拠点の管理運営を行っています。

畜産課 新鮮・良質で安全な畜産物の提供に向け、酪農、肉用牛、養鶏、養豚及び養蜂等畜産の振興を図るため、畜産経営の安定、家畜の能力向上、畜産環境の保全及び家畜衛生対策等に関する様々な施策を推進しています。また、獣医師や動物用医薬品取扱業者に関する指導などを行っています。

林務課

森林が持っている木材生産機能をはじめ、水源かん養、県土の保全などさまざまな機能を高度に発揮させることを目的として、作業道等の路網整備、林業労働者の安定的確保、森林組合の育成強化、木材の需要拡大に関する企画や事業を行っています。

治山課

山崩れや土石流、地すべり等の山地災害から県民の安全で安心な暮らしを守るため、山腹崩壊地の復旧をはじめ、第4次山地防災・土砂災害対策計画に基づく土砂流出・流木防止対策の治山ダム整備や斜面崩壊防止対策工事及び森林整備を行っています。

さらに、森林の公益的機能を維持・保全していくため、多様な地域特性を活かして森林の保全・再生をめざす「新ひょうごの森づくり」、森林の防災機能の強化を図る「災害に強い森づくり」、森の大切さへの理解と関心を高める「森づくりの普及啓発」「ふるさとの森公園や三木山森林公園の運営・管理」、さらには保安林制度や林地開発許可制度の適切な運用と森林病害虫防除を進める「森林の保全」を柱として、各種事業を実施しています。

水産漁港課
  1. 漁業の許可及び漁業調整、資源管理型漁業や漁場環境の保全・回復を推進
  2. 浜の活力再生プランの取組支援、就業者対策、特定漁獲物の漁獲証明、魚食普及活動を推進
  3. 漁場の整備、漁港基盤の整備、海岸保全施設の整備、漁業施設の整備支援

地方機関・施設一覧

主要施策等

  1. ひょうご農林水産ビジョンに基づき、以下の施策を推進しています。
    • (1)農業者の高齢化・担い手不足に対し、農作業の省力化や作業軽減等による生産性の向上を図るため、スマート農業技術の導入を支援します。
    • (2)有機農業に必要な知識・技術を体系的に習得する場の設置により担い手の育成を強化するほか、大消費地の量販店等に向けた効率的な出荷・流通モデルの構築や有機農業に対する理解促進を図ります。
    • (3)温暖化に対応した水稲オリジナル品種の迅速な普及を図るとともに、県産酒米を使用した日本酒の更なる認知度向上・需要拡大を促進します。
    • (4)地域の話合いに基づき策定された地域計画の実現に向けた取組の支援や、多様な人材の地域農業への参画を推進し、持続可能な地域農業の実現を図ります。
    • (5)高齢化・人口減少の進展により、農村地域の農業生産活動及び集落維持機能が低下していることから、これらを下支えする「農村型地域運営組織(農村 RMO ※)」の創出を支援するほか、地域での話し合いによる担い手への農地の集積・集約化を進めます。
      • ※農村 RMO:農地保全など、農村地域づくりの取組を持続的に実践する地域住民主体の組織
    • (6)但馬牛繁殖雌牛の導入支援や但馬牛受精卵の乳牛への移植により、神戸ビーフの生産拡大を推進するとともに、酪農経営の収益性向上を図るため、耐久性があり強健な牛群への早期転換を支援します。
    • (7)新たな木材需要の開拓や認知度向上による県産木材の利用拡大と「主伐・再造林低コスト普及モデル」の普及により森林資源の循環利用を進めるとともに、森林経営管理制度等による収益の見込めない人工林の適正な管理を推進します。
    • (8)漁場への栄養塩類の添加やマダコ種苗の放流など、豊かな海づくりを推進するとともに、沖合漁業の漁船更新や労働環境改善に向けた機器導入等による漁船漁業の高度化を支援します。また、漁村の活性化を図るため、漁港の多様な利活用に向けた取組を推進します。
    • (9)百貨店と連携した食材フェアの開催や、海外でのプロモーションの実施など、県産農林水産物の販路拡大や認知度向上に向けた取組を推進します。
    • (10)楽農生活の実践拡大や学校給食における県産食材の利用促進等により、「農」に対する消費者の理解醸成や生産者の販路拡大を図ります。
    • (11)高病原性鳥インフルエンザや、豚熱、アフリカ豚熱、口蹄疫の発生予防対策と発生時のまん延防止対策をより一層強化します。
    • (12)頻発化・激甚化する豪雨に備え、農村における安全・安心な暮らしを確保するため、ため池の防災・避難対策を推進します。
    • (13)記録的な豪雨や台風による被害が甚大化・頻発化していることから、県民緑税を活用し、森林の防災機能の強化を図ります。