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みなさん、こんにちは。
「鉄塔の美女」ポートタワーがリニューアルして一年が経ちました。2024年度来場者数は31年ぶりに60万人を突破する人気ぶりとなっています。
勢いを増す神戸のウォーターフロント。
今月4日には新港第二突堤に「ジーライオンアリーナ神戸」を核とする集客エリア「TOTTEI」(トッテイ)がオープンしました。私も4月4日(金曜日)のオープニング ナイト パーティ、4月20日(日曜日)、21日(月曜日)の神戸ストークス ホームゲームを観に行きました。中でも4月20日(日曜日)はプロバスケットボールB2リーグ史上最多となる1万人余りの観客数で超満員となり、大変な盛り上がりでした。
TOTTEIに行くとまず圧巻なのが270°海を臨むアリーナの勇姿です。夜になるとライティングで海際にひときわ綺麗な情景を現します。収容人数は1万人。屋内アリーナ最大級の4K LEDビジョンや昇降式のセンターハングビジョンなどで映し出される模様は、本当にダイナミックで、宛ら海外で観戦しているかのような錯覚に陥るほどです。
プロバスケットボールB.LEAGUE「神戸ストークス」のホームゲームのほか、国内外有名アーティストによる集客力の高いイベントも目白押しです。オープンテラスのあるレストラン・カフェや屋外イベントにも対応する緑豊かな公園「TOTTEI PARK」(トッテイ パーク)や、整備された周辺の集客施設も含めて神戸のウォーターフロントはこれからますます賑わうでしょう。
18日(金曜日)からは神戸空港での国際線チャーター便の運用が始まりました。
【韓国】ソウル 毎日 2往復 【中国】南京 毎日 1往復 【台湾】台北 週3日(火・木・日) 各1往復 【ベトナム】 旅行商品発売時に運航 |
神戸とアジアの各都市がこれまで以上に身近につながります。観光面でのインバウンド需要のみならず、ビジネス面でも商機を見出すことができると大いに期待しています。
インバウンド面では、空(空港)・海(港)・陸(新幹線)の要衝がこれだけ近接している所も他の地域にはない神戸の大きな魅力であり、このメリットも改めて注目されるのではないでしょうか。
そしてこれからは需要拡大に向けた取組みがますます重要になってきます。大阪では万博が開幕しましたが、これを機に多くの人々を兵庫県内に呼び込むため、各地で行われている持続可能な取り組みの魅力を地域の人たちが自ら発信・交流するプログラム「ひょうごフィールドパビリオン」を本格展開しています。フィールドパビリオン(以下、フィーパビ)は、ただ見学するだけでなく、そこに参加して伝統技術やアクティビティを学び、体験することを通じて、地域の魅力を体感していただける取り組みです。
神戸県民センターではこのたび、回遊・周遊に便利なウェブサイトを開設しました。現在市内には43のフィーパビがあるのですが、山と海に近接し、交通網が発達した神戸には、歩いて足を伸ばす、或いは、電車やバスで移動すれば一度に幾つかの場所を巡ることができるという利便性があります。
皆さんに開設したウェブサイトやフィーパビそのものを知っていただくきっかけづくりとして、ウェブサイトと連動したガイドも作成しました。何気に手に取っていただきやすいよう、本屋さんや雑貨屋さん、待ち時間のあるカフェやコインランドリーにも配架しています。
何より、神戸に来たらスマホでサイトを開いてみてください。その場で行きたいところをたやすく見つけたり、お目当ての場所まで簡単に連れて行ってくれると思います。サイト内容もこれからさらに充実していく予定です。
神戸巡りはスマホで「こうべフィールドパビリオン」サイトを観ながらお楽しみください。
兵庫県神戸県民センター長
内藤 良介
≪以下に「過去の神戸県民センター長だより」のリンク先を掲載しています。≫
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