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毎日、暑いですね。
35℃以上の猛暑が続き、暑さの出口がなかなか見えません。
ニュースでも呼びかけられていますが、水分・塩分を補給し、美術館・図書館・協力店舗などのクールスポットを利用する、自宅ではエアコンを上手に活用するなど、皆さん一人一人が危険な暑さから自分の身を守るためにしっかりと熱中症対策を行ってください。
毎夏、異常な高温が常態化する中、神戸市では今年も「こうべ打ち水大作戦」(7月17日(木曜日)~8月16日(土曜日))が行われています。昔から日本では夏の暑い日、路地や店先などで打ち水が行われてきました。打ち水で地面に水を撒くと、その水が蒸発する際、辺りから熱を奪った気化熱になって大気中に放出されるので地面の温度が下がります。まさに古き良き先人の知恵ですね。気化熱効果によって体感温度は1.5℃下がると言われていて、過去のこうべ打ち水大作戦では2~3℃の冷却効果も見られたそうです。
ポイントは朝夕の日差しが弱い涼しい時間帯に行うこと。昼間の炎天下は逆に蒸し暑くなってしまいます。
こうべ打ち水大作戦では、
・事業者に対しての店舗開店時の打ち水呼びかけ
・参加いただける地域団体への柄杓・バケツ・のぼりなどの貸出
・商店街と連携した打ち水イベント
などが行われています。
そして、庁舎打ち水大作戦として、神戸市の各庁舎でも率先して打ち水が実施されています。新長田の県市合同庁舎でも先日から朝の打ち水が始まりました。市税務部を中心に、入居している神戸住環境整備公社、神戸県民センターも協力してみんなで取り組んでいます。
〔神戸市税務部の皆さんによる、打ち水の様子です〕
打ち水は手軽に始めることができる対策です。皆さんも夏を少しでも快適に過ごすために、朝夕に始めてみられてはいかがでしょうか。
夏の出勤時や週末の行事の際には、お茶、塩飴、扇子をマストアイテムとして常備していましたが、今夏からそこに「日傘」が加わりました。数年前から持っていたのですが、当時は未だ男性で日傘をさしてる人が少なくて恥ずかしがり、これまで家に置いたきりでした。しかし、最近では若い世代の男性がサラッとさしているのをよく見かけるようになりましたし、百貨店でもメンズ日傘の種類が随分増えているのを見て、ついに今夏から日傘デビューしました。実際に使用してみると、これまで使っていなかった事を後悔するくらい、本当に効果てき面ですね。今は毎日、ジリジリと焼けつくような太陽から上半身を守ってくれています。
皆さん、日傘はいいですよ!
兵庫県神戸県民センター長
内藤 良介
≪以下に「過去の神戸県民センター長だより」のリンク先を掲載しています。≫
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