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兵庫県警察本部 総務部 会計課 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
もともと現場の最前線に立って県民の安全を守っている警察官の姿を見て警察組織に興味はありましたが、就職活動をする中で初めて警察事務職という職種を知り、警察組織を円滑に運営できるように様々な分野で活躍していることを知りました。内気な性格のため警察官のように現場の最前線に立って仕事をするのは難しいと思っていましたが、警察事務職であれば警察組織の一員として活躍できる場面があるのではと思い、警察事務職を目指しました。
Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
警察署勤務時には主に遺失拾得業務を担当していましたが、毎日多数の拾得物が県民や施設占有者の方から届けられるため、それを整理・管理するだけでも多大な時間を要するので大変でした。迷い犬として警察で保護された大型犬を飼い主に返還した時に、必死で探していた飼い主と保護された犬が対面し、お互いが喜び合っている姿を見ると、自分自身も犬を飼っていた経験があるため、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
現在は主に警察施設(警察署・交番・駐在所)の新築事業に関する業務を担当しています。限られた予算の中で事業を推進するにあたって、会計課として可能なことと関係所属の理想が交錯することもあり、お互いの妥協点や着地点を見つける作業は大変ですが、無事に新しい施設を建築できた時はかなりの達成感があります。
警察組織を円滑に運営するためには警察官との連携が必要不可欠です。業務内容や分野は異なりますが、それぞれが担当分野のスペシャリストなので、より良い業務につなげるためにお互いに意見を聞くことを大事にしています。
Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
警察事務職の業務はかなり多岐に渡っており、私自身、警察署勤務時は遺失拾得業務、警察本部警務課では警察官人事に関する補助業務、現在は警察施設の新築事業に関する業務と様々な業務を経験してきました。新所属に配属されるたびに、新しい業務に従事することが多く、業務に慣れるまではどうしても時間がかかるので、難しさを感じることもありますが、今までの業務で積み重ねた知識や経験を新しい業務に活かすことができたときにはおもしろさを感じます。
Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
これまで私が経験した業務は、多岐に渡る警察事務職の業務の中でもほんの一部に過ぎません。これからも様々な業務に携わり、知識や経験を積み重ね、あらゆる分野で活躍できる人材になりたいです。
これまでの配属先
平成28年4月 三田警察署会計課
平成30年3月 警察本部警務部警務課
令和4年3月 生田警察署会計課
令和6年3月 現所属
兵庫県警察本部 総務部 会計課 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
日々、地域の安心と安全を守っている警察官が着用している制服や各種装備品等の調達、事件捜査に赴く際の旅費の支給事務等は警察事務職の業務であり、前線で活躍している警察官を支えるだけでなく、警察という組織の根幹を支える重要な役割を担っているのだと感じたことと、幼い頃に警察官の方に助けていただいた経験があり、今度は私が警察官を助け、サポートする立場になりたいと思ったからです。
Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
現在の警察本部会計課予算係において、刑事警察活動に関係する予算を担当していた頃に、新規施策にかかる予算獲得を目指し、予算要求を行っていたのですが、その施策の必要性や期待できる効果等について、現場の意見を吸い上げたり、膨大な資料の中から一つずつ根拠法令を調べたりすることに非常に苦労しました。新規予算を獲得できた時は、それまでの苦労が大きかった分、達成感を感じた事に加え、新規施策を立案した刑事部の担当者からお礼を言われた時はとても嬉しかったです。
Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
現在の仕事は警察本部会計課の予算係において、警察業務の遂行に必要不可欠な予算を要求する業務を担っており、私は交通警察活動に関係する予算を担当しています。具体的には、普段何気なく利用している信号機の新設や改修にかかる費用、横断歩道の塗り替え費用、また交通部の警察官が事件捜査を行う際の旅費や交通取締に必要な用品等、私たちの身近にある交通施設に関するものから現場で活躍する警察官に必要なものまで幅広いものとなっています。これらはすべて私たちの生活に欠かすことのできないものであり、県民の安心安全な生活を守るためにも、これらの予算を適正かつ的確に要求することを心がけています。
Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
警察事務職と一口に言っても業務は多種多様であり、新たな業務を担当する度に違う仕事にふれられる事は一つの魅力だと思います。また、新たな業務を担当した際に、一から学ぶ困難さもありますが、これまでの業務で培ってきた知識との結びつきが発見できた時は、大変やりがいがある仕事だと感じます。
Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
今後は、今まで経験したことのない業務を更にこなしていき、能力を向上させていきたいと思っています。これまでに私が経験してきた業務は、警察事務職の業務の中でもほんの一部に過ぎないことから、新たな業務をこなすことで、警察組織の根幹を支える職員として更なる高みを目指していきたいです。
これまでの配属先
平成29年4月 川西警察署会計課
平成31年3月 警察学校会計課
令和2年3月 現所属
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