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総務部 市町振興課 副主任 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
幼い頃からスポーツが好きで、将来はスポーツ関係の仕事をしたいと考えていました。そんな中、大学三回生の頃に文部科学省の外局としてスポーツ庁が設置され、公務員でもスポーツ振興に携わることができることを知り、公務員の世界に興味が湧きました。私自身、生まれ育った兵庫県が大好きで、豊かな自然や充実した観光資源、美味しい食といった魅力がたくさんある地元に貢献したいと思い県職員を志望しました。
Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
省庁派遣の制度を活用して総務省に1年間出向した際には、地方自治法に規定されている直接請求制度の担当となり、個人情報保護及び署名不正防止の観点から制度改正を含めて、全国の選挙管理委員会へのヒアリングや研究会の開催を行いました。厳しいスケジュールの中、関係各所との調整等大変なこともありましたが、国の中枢の業務に携わることができたことは、今後の県職員人生にも活きる非常に貴重な経験となりました。
Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
現在は県内の市町財政への助言等の業務を行っています。異動当初は知識不足の中、関係者との調整や市町からの問い合わせに苦労しましたが、総務省や内閣府からの情報を各市町に簡潔にわかりやすく伝えるために付加価値を付けることができるよう心がけています。特に現在の仕事は、国と市町を繋ぐ主要なパイプラインとして、行財政制度に対する幅広く、かつ深い見識を持ち、県内の情報や国の動きに対しアンテナを高くして常に新しい情報を取り入れながら業務を行う必要があります。知り得た情報を職員同士や市町担当者と互いに共有し、助け合いながら仕事をしていくため、本音ベースで会話することや直接的なコミュニケーションの大切さをより一層感じています。
Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
業務の幅広さが魅力です。医務課では臓器移植法の施行や医師会・歯科医師会といった関係団体との調整業務、西宮土木事務所では県道や県立公園の公物管理等を経験しましたが、それぞれの分野ごとに関係法令も関係者も全く異なります。部署異動の度に新しい業務へ挑戦することになるので慣れないうちは苦労することもありますが、県の職員だけでなく市町の職員や事業者などさまざまな業種の方々と関わることで、自分の視点が増えていくことを実感しています。
Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
兵庫県は「育児」と「仕事」の両立を支援する充実した制度と職場におけるワーク・ライフ・バランスの理解があります。実際に私も育児休業を取得し、産まれて間もない我が子が日々成長する姿を見守ることができ、かけがえのない時間を過ごしました。今後はこれまでの経験を活かしながら、固定観念や縦割りなどに捉われずに柔軟に対応できる県職員を目指し、幅広い視野を持って様々なフィールドに挑戦していきたいです。
これまでの配属先
平成29年4月 健康福祉部 健康局 医務課
平成31年4月 西宮土木事務所 管理第1課
令和3年4月 総務省 自治行政局 行政課
令和4年4月 現所属
企画部 SDGs推進課 副主任 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
小学生の頃に兵庫県国際交流協会主催の海外語学研修に参加した時、現地で県の海外事務所の方にお世話になり、憧れを抱いたことがきっかけで県職員を目指すようになりました。また、大学3年生の時に参加したインターンシップで、明舞団地の再開発にかかる意見交換の現場に立ち合った際には、明舞団地は神戸と明石の市境にあることもあり、市だけでは解決できない、県担当者の存在が欠かせないということを実感し、改めて県の仕事に魅力を感じました。
Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
県民局勤務の時に新規事業(インバウンド誘客)の立ち上げに携わったとき、何から始めるべきなのかを検討するため、先進地域の視察や有識者ヒアリング等で全国各地を飛び回り、ゼロから施策を考えていく時は大変でしたが、年度の終わりには取組方針を固めて今後数年間の計画を立てるところまで持っていくことができ、達成感がありましたし、嬉しかったです。上司のリードがあってこそですが、ゼロから形にしていく仕事は初めてだったので、とても印象に残っています。
Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
現在担当しているSDGs推進課の仕事は、一昨年4月から本格的に取り組みが始まったばかりなので、なるべく色々な方と積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。
Q.仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
2〜3年での部署異動は大変だと感じています。業務内容も幅広いので、異動の度に覚えることがたくさんあり、慣れるまでは大変です。しかしその一方で、知識は常に増えていくので新しい部署で過去の経験が生かされるとおもしろいです。あらゆる視点から業務に携わることで、点と点がつながって線になっていく感覚を味わえます。
Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
入庁の動機にもなった国際交流協会などで勤務してみたいです。英語の勉強をし直して、兵庫の魅力を海外に発信できるような職員になりたいと思います。
これまでの配属先
平成29年4月 産業労働部 政策労働局 しごと支援課
平成30年4月 産業労働部 政策労働局 労政福祉課
平成31年4月 阪神北県民局 県民交流室 地域振興課
令和3年4月 阪神北県民局 県民交流室 県民課
令和4年4月 企画部 総合政策課
令和5年4月 現所属
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