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教育事務職

何がしたいか漠然としていた学生時代。異動と経験を通して目標が芽生えた。

教育事務職村上さん

教育委員会事務局 総務課
副主任

Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
 学生時代に学校が好きだったので漠然と教育関係の仕事に携わりたいと思っていました。合同説明会で兵庫県のブースに立ち寄ったことがきっかけで公務員に興味を持ち、教育事務職であれば学校現場や教育施設、教育委員会事務局といった幅広い教育現場で勤務できることに魅力を感じました。
 

Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
 県立美術館では営業広報担当として、企業やホテル、美術館や画廊を公用車でまわってチケット販売の依頼をしたり、宣伝広告の計画・交渉など、事務職という名前からは想像できない営業のような仕事も経験しました。またSNSの運営も担当し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって長期の臨時休館となった際には、広報専門員を筆頭に学芸員のリレー投稿や館のおすすめスポットの紹介などこれまで以上にSNS発信にも注力し、魅力発信に努めました。
 

Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
 現在は常任委員会や議会対応、国とのやりとりを担当しています。県立高校で現場での業務を経験したことで現場の困りごとが理解できる一方、文部科学省派遣の経験から国の立場も分かるので、これまでの知識を活かしながら仕事をしています。総務課の仕事はとりまとめや調整業務が大半ですが、市町や団体などからの要望が聞こえてくる立場であるため、各課からの回答に対し、こう考えていくべきではないかといった意見を言い合える環境にすることを大切にしています。上司が何度もやりとりを交わし、認識のすり合わせをする姿が印象的で、そんな上司を見習い、コミュニケーションの数を増やすことも意識しています。
 

Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
 勤務場所が教育委員会事務局から学校、社会教育施設まで幅広く、マクロとミクロ両方の視点から仕事ができることが魅力です。県立高校では教員の事務手続き等の大きな負担をどうしたら減らせるか、生徒のためにどのように学校環境を整えてあげるのかなど、考えることは想像より多かったですが、実際の現場の状況を認識できたことは、ハード・ソフトの両面から教育について考えるきっかけになりました。
 

Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
 これまで県立高校→県立美術館→文部科学省→事務局といろいろな職場を経験しましたが特に事務局に異動してからは、子どもたちが将来どういう大人になりたいか、考えられるような環境をつくることが大事だと思うように。行政の立場からそのきっかけづくりができたらいいなと思っています。
 

これまでの配属先
平成28年4月 県立相生産業高等学校
平成31年4月 県立美術館
令和4年4月   文部科学省
令和5年4月   現所属

「子どもたちが楽しむ場をつくりたい」という大学生時代の思いが今につながる。

教育小坂職員

教育委員会事務局 財務課
主任

Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
 大学生の時に、母校の小学校で自然学校の補助員を務めたことが、「教育に関わる仕事をしたい」と考えるきっかけになりました。「子どもが楽しむ場をつくりたい」という思いで小学生に接したことが印象に残っています。私自身は教員免許を持っているわけではありませんが、兵庫県庁には教育事務職という教育分野に限定された採用があったので志望しました。
 

Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
 今の職場では、県立学校の改修工事の予算に関する仕事を担当しています。まだ担当して1年目ということもあり、工事に関する専門用語や工事内容を理解するのに苦労していますが、学校を綺麗にする仕事は感謝されることも多く、貴重な経験になっています。前の職場では、人事に関する業務や職員向けの研修、表彰を担当していました。コロナ禍での研修や表彰の開催準備は大変でしたが、上司や同僚の助けもあり無事にやり遂げることができました。参加者の方から「開催してくれてありがとう」と言っていただき、とても嬉しかったです。
 

Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
 一つの仕事に集中しすぎるのではなく、何かあればフットワーク軽く動けるように常にアンテナを高く張ることを心がけています。「相手の立場に立って行動すること」、「トラブルが起きた時や余裕がなくなった時には焦らず一呼吸置いてから仕事に向かうこと」、まだまだ実現できているとは言えませんが、上司に教わったこの2点を大事にしています。
 

Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
 これまで4つの職場を経験しましたが、「教育に関わる仕事をしている」という実感はとてもあります。教育事務職として働く中で、中学時代の担任だった先生や、高校時代の部活の顧問だった先生に、仕事で関わることがありました。その時は、懐かしさとともに「自分が大人になったな」と実感することができました。
 

Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
 教育事務職の仕事内容もまだまだ知らないことが多いので、自分の経験値を増やすためにも、どんな仕事にも前向きにチャレンジし、幅広い知識を持てるようになりたいです。
 

これまでの配属先
平成26年4月 県立兵庫工業高等学校
平成29年4月 播磨東教育事務所 総務課
平成31年4月 教育委員会事務局 総務課
令和4年4月   現所属

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