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小中学校事務職

 教員とは異なる側面から生徒を支えたい。

小中学校事務職北田さん

姫路市立山陽中学校
学校事務主事

Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
 昔から子どもが好きで、学生時代は学校も好きだったので、子どもと関わることができる教育の仕事に興味がありました。教員も選択肢にありましたが教員とは異なる側面から子どもを支える立場になりたいと思うようになり、小中学校事務職を目指しました。


Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
 手当認定の事務を初めて一人で行うときに、法令等の根拠を確認したり、事務処理について理解し伝えることに時間がかかり、完了が期限間近になってしまったことです。予算や給料など学校運営の中であって当たり前のものも、専門的な知識が不足している最初は覚えることが多く大変でしたが、教員や職員とコミュニケーションをとりながらタスクを管理する上司の姿を見て日々勉強しています。


Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
 生徒たちが安心・安全に学校生活を送れ、学びに集中できるように学校の環境を整えることです。教員は授業のプロですが中には予算等の事務処理に対してルーズな方もおり、学校運営における立ち位置の違いを感じることもあります。実際、事務職は外から見えない仕事の方が多いですが、子どもための仕事という共通点がある教員とは、仕事仲間として対等に接するようにしています。
 

Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
 教員から生徒の様子や授業の様子を聞いたり、学校行事の計画や準備に参加しているとき、今まで生徒として見えていた景色と異なる角度から「学校」が見えておもしろいです。体育大会で生徒全員リレーの実施が決まった際には、70人分のビブスを限られた期間で手配することも。私たち事務職も学校生活を支えているんだなと日々実感しています。


Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
 業務でよく使うExcelをうまく使いこなせるようになりたいです。


これまでの配属先
令和5年4月   現所属

子どもたちも先生もいきいきしている姿に、
そういう環境をつくれているんだなと感じる。

小中岡本職員

明石市立朝霧中学校
学校副主査

Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか?
 公務員を目指した理由は、民間企業から転職活動する時の軸が、「子どもたちが生きていく社会をより良くする仕事」だったため、公務員を目指しました。県職員を目指した理由は、県内の事務職員と研修等で関わることができるところが魅力的だと思ったこと、小中高大学と神戸市だったため神戸市の学校しか知らず、兵庫県で働いたほうが、当たり前だと思っていたことが当たり前でないことに気付き、視野が広がると考えたためです。


Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
 中学校から小学校へ異動し、校種の違い・業務の違い(部活動・自然学校・学校行事への取り組み方等)・学校の違い(前任校ではしていなかった業務を事務職員が担当していたり)に慣れることは大変でした。ですが、管理職と相談し、勤務校に職員玄関・児童玄関にスロープの設置や段差を解消する工事を行い、バリアフリーにしたことなど、やりがいを感じることも多いです。


Q.仕事をする上で心がけていることは?
 養護教諭・栄養教諭・スクールカウンセラーなど1人職や、ほかにも色々な立場で働く職員がいることを忘れないよう心がけています。
 

Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
 社会の変化とともに学校も変わっていくので、そこに対応していくことは難しいと感じています。小中学校事務職は、採用から定年まで一貫して学校現場だけに勤務する事務職員であるため、その点は魅力的だと思います。また、小学校・中学校・養護学校、大規模校・小規模校、地域の実情によって、学校の仕事や雰囲気が異なることがあり、おもしろいです。


Q.今後チャレンジしたいことは?
 学校全体を見渡し教育活動をより良くするため、学校事務の側面から企画・提案し、課題解決につなげたいと思います。


これまでの配属先
平成31年4月 明石市立大久保中学校
令和3年4月   明石市立清水小学校
令和6年4月   現所属

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部署名:人事委員会事務局 任用給与課

電話:078-362-9349

FAX:078-362-3934

Eメール:jinji_ninyou@pref.hyogo.lg.jp

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