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薬剤師(行政)

行政薬剤師の仕事内容について、こちらもご覧ください。

行政薬剤師が行う仕事について(PDF:1,109KB)

県民の健康を支える仕事をしたい。

薬剤師(行政)_柳瀬

保健医療部 生活衛生課

副主任 栁瀬 亜耶

Q.なぜ兵庫県の薬剤師を受験しようと思いましたか?
 病院薬剤師として医療現場で働きたいと考えていましたが、就職説明会等で薬剤師は保健所でも働けるということを知り、行政薬剤師の仕事に興味を持ちました。兵庫県は、病院薬剤師、行政薬剤師どちらも経験できることから受験しようと思いました。

 

Q.これまでどんな仕事をしましたか?
 健康福祉事務所(保健所)では、主に生活衛生業務や薬務業務の担当となり、県民の方々の生活に関わりがある理容所・美容所、クリーニング所等の生活衛生関係施設や、薬局等の医療関係施設の申請・届出の受理や、立入検査等を行い、施設の衛生的環境の確保に従事しました。また、地域住民の方々からの飲料水や衛生害虫の相談にも対応しました。
 現在は生活衛生課で健康福祉事務所(保健所)の生活衛生業務全体を取り纏める業務を行っているので、業務をより深く理解し、様々な問題に対して積極的に取り組んでいきたいです。今後も県民の方々の生活に役立てるよう、日々業務を行っていきたいです。


Q.仕事をしていて印象的なエピソードはありますか?
 健康福祉事務所(保健所)は日常生活に深く関係する生活衛生関係施設や医療関係施設等の衛生向上を図るために、より密接に関係事業者や県民の方々と関わりを持ち、健康上の危害の発生や拡大を防止して県民の健康を守っていくところです。
 その一環として、公衆浴場の営業者に対して、浴槽水等の消毒効果を確かめるための遊離残留塩素濃度の測定方法を実演して指導したことがありました。その時には単に測定方法を説明するだけでなく、測定の意義等も説明し、営業者に理解いただいた上で濃度を測定し、管理していただくことが重要だと思いました。


Q.これから受験を考える人へのメッセージ
 行政薬剤師は、衛生的な食品や生活環境の確保等のため、日常生活の様々な場面に携わり、県民の健康を支えることができるやりがいのある職種です。ぜひ一緒に頑張りましょう。

 

これまでの配属先
令和2年4月 丹波健康福祉事務所
令和4年4月   現所属

薬剤師の業務は思ったより幅広い

薬剤師(行政)_大林

保健医療部 薬務課

主事 大林 裕典

Q.これまでどんな仕事をしましたか?
 主に健康福祉事務所(保健所)で、食品衛生業務を担当していました。飲食店や食品加工を営もうとする方に、計画段階から相談に乗り、法的規制に準拠し、県民の方々に衛生的で安全な食品が提供できるよう、指導・アドバイスを行っていました。
 また食中毒や食品事故防止に繋げるため、文化祭に食べ物を出店する高校生や地域でのお祭りの参画者への正しい手洗い方法や加熱の重要性を伝える講習会もしました。
 現所属の薬務課では、医薬品が適切に県民の方に届くよう、医薬品卸売販売業等の許認可・監視業務や認定薬局の審査業務を担当しています。

 

Q.行政薬剤師の存在意義はどんな所に感じますか?
 薬剤師は病院や薬局で医療に携わるイメージですが、行政薬剤師は薬の専門家としての知識だけでなく公衆衛生に関する法令も深く理解して、薬局や営業施設を監視指導する立場にあり、不適切な医薬品や食品が出回ったりして健康被害や食中毒等の健康を害する有事が発生しないよう、ストッパーの様な役割を担っており、地味ですが無くてはならない存在だと感じています。

 

Q.働き始めて、持っていたイメージと違ったことは?
 行政に配属されると黙々とデスクワークばかりするイメージでしたが、健康福祉事務所(保健所)では、事務所から車で30分ほど離れた営業施設まで現地調査や現場検査に行ったり、講習会に行ったり、試験検査のための検体を検査室まで運ぶなど外出する仕事や窓口、電話での対応業務も多く、県民の方との交流も絶えずありました。

 

Q.これから受験を考える人へのメッセージ
 行政薬剤師は、薬局、病院での調剤するイメージとは違い、あまり馴染みのない業務が多いとは思いますが、多方面から地域の公衆衛生に貢献できる「公務員」として働くことが可能です。地域での衛生・感染症対策、調剤・服薬指導等々、幅広い業務に共に取り組んでいきましょう。

 

これまでの配属先
平成31年4月 丹波健康福祉事務所
令和5年4月   現所属

お問い合わせ

部署名:人事委員会事務局 任用給与課

電話:078-362-9349

FAX:078-362-3934

Eメール:jinji_ninyou@pref.hyogo.lg.jp

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