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まちづくり部 設備課 副主任 |
Q.なぜ民間ではなく公務員を目指したのか、またなぜ各市町村ではなく県を目指したのか?
もともとは民間の製造業で働いていましたが、全国転勤の可能性があったため、生まれ育った兵庫県に貢献したいと思い転職を決心しました。また民間では、担当する業務を専門的に極めていくキャリアプランでしたが、県職員であれば幅広い領域の業務を担当できることも魅力でした。
Q.これまでの業務で大変だったこと・嬉しかったことは?
高校の空調設備更新の工事監理を担当した際は、学校を使いながらの改修ということもあり多くの課題がありました。業者のスケジュール管理だけでなく、エアコンが固定されているか、防振用の金具が入っているかなど、県の決まりに則った細かいチェック項目を点検する必要がありましたが、上司のフォローもあり、学校や施工業者と協力して工事を完成させ、学校から感謝の言葉を頂いた際は達成感がありました。
Q.現在の仕事をする上で心がけていること・大事にしていることは?
現在は県が保有する施設の改修工事などを行っており、利用者の方や県民の方の目線で業務を遂行する事を心掛けています。施設の改修工事内容を検討する際、予算などの制約で規模を縮小することがあり、理想と実情が合わない事もありますが、それを調整するのも私たちの大切な仕事の一つです。分任いただいている庶務課の意見も尊重しつつ、資料を作ったり説明を重ね、必要に応じて予算を組んでいただくこともあります。
Q.県職員の仕事のどういったところに難しさを感じるか?また、県職員として働く魅力やおもしろさはどのようなときに感じるか?
機械職では、県が保有する施設の設計・工事監理を行います。施設の管理者、施工業者といった様々な方々と協力し工事を進める過程で課題なども多々ありますが、完成した現場は形にも残るので達成感があります。浄水場に所属していた際には、水道災害に備えた実務訓練にも参加しました。訓練では、県内の30以上におよぶ市町・水道企業団が参加し、不測の事態に備え協力して仮設の応急給水栓を設営しました。県内の自治体の職員とも交流があるため、人の輪が広がるのも県職員ならではの面白さです。
Q.今後チャレンジしたいことやいつかやってみたいことは?
県立高校のトイレ改修や空調改修工事の設計・工事監理を担当させていただく事があるのですが、いつか母校を担当し恩返しをしたいです。また現在新築の特別支援学校の設計を担当しており、業務の規模も大きく多くの人が関わる事業で、難しいことも多々ありますが、関係各所と協力しより良い学校を建設したいです。
これまでの配属先
令和2年4月 企業庁 北摂広域水道事務所 浄水課
令和3年4月 企業庁 広域水道事務所(三田浄水場) 浄水第2課
令和5年4月 現所属
土木部 下水道課 主査 |
Q.これまでどんな仕事をしたか?
尼崎港管理事務所では、排水ポンプや水門など、豪雨・台風時に活躍する設備のメンテナンスを行っていました。機械設備は放っておくと必ず劣化します。ですので、定期的にメンテナンスを行い、故障が発生したときにいかに素早く修理を行うかが重要でした。
Q.なぜ県で働こうと思ったのか?
出身は長野県ですが、以前に兵庫県で勤務したことがあり、そのときに兵庫県が気に入って定住したいなと感じていました。前職は国家公務員として船舶の検査業務を行っていましたが、全国転勤があり、これからのことを考えて転職しようと決意しました。
Q.仕事を選ぶ上で重要視していることは?
ワークライフバランスですね。設備課は尼崎港管理事務所にいた時よりも忙しく、残業もしていましたので、部署によって業務量が異なることもあって、なんとも言えない部分はありますが、尼崎港管理事務所ではとても充実していました。おかげさまで兵庫県を存分に楽しみました。
Q.現場での業務が多いか?
尼崎港管理事務所勤務時は、割と事務所にいることが多かったですが、現場に出て、工事がちゃんと進んでいるか確認は必要でした。1日中現場という日は少なく、基本的には事務所出勤でした。
Q.仕事の中でほっとすることは?
尼崎港管理事務所で担当していたのが防災施設だったので、何事もないことが一番いいことだと感じていました。異動した初年度は毎週のように台風が直撃したりして、結構大変でしたね。当時担当していた業務は、機械を直接修理するわけではなく、いかに素早く専門事業者に発注するかが勝負でしたが、修理が無事終了した時は、うれしいと言うか一安心しましたね。
これまでの配属先
平成26年4月 県土整備部 住宅建築局 設備課
平成30年4月 尼崎港管理事務所 施設課
令和4年4月 現所属
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